これ読まんとわからんよ
中身の薄い話し第一話 “今日の出来事”
次にこれ~
中身の薄い話し第二話 “ペラペラな自分”
んでもってこれも
中身の薄い話し第三話 “自殺?他殺?新札?”
新しくきたペラペラな自分は焼き焦げた自分を見ていきなり
「お前も死にたくなくなったんだろ?」
自分は驚きはしなかった。そして、おそらくあっちでも自分が自分を殺したんではないかと思った。
自分が考えることは自分で思いつく
「大量コピーをしたんだ。何人のも自分を見てみたかった。」
「やっぱり作ったんだ。」
「そしたらなぜか1人だけ普通の自分ができたんだ。」
「普通の?ペラペラじゃないって事?」
「そう、そいつ・・・いや自分が急に自分達をシュレッダーにかけはじめたんだよ。」
「まぁ所詮ペラペラな自分達は不完全だもんな。」
「そしたら急に自分怖くなっちゃってさ、他の自分は死んでも自分だけは死にたくないって思っちゃってFAXで戻ってきたんだ。」
「でも、君は所詮死にたくないと思った自分のコピーだよね。」
「そうだね、あの時は急ぎすぎて考えれなかったのかもしれない。多分あっちの自分は後悔してるだろうな、自分だけは死にたくないと思い逃げたのに結局逃げたのは自分のコピー・・・まぁ結局は自分なんだけどね。」
「しかし、大変なことになった。完全な自分は混乱を招かないよう自分達を殺しに来るぞ。」
「そうだよね、でも逃げようたって自分の考えることは一緒だから何処に行こうとするか自分はわかっているはずだ。」
「そして、結局ペラペラな自分が逃げないという事もわかっている。」
「結局助かろうなんてことは無駄な事だ。」
「自分が二人いたところで相手が自分なんじゃあ意味がない。」
「そういうこと。」
結局自分が自分に殺されるまでの間自分は日記を書き続ける事にしました。
完全な自分は自分達が逃げないことはわかりきっていたため夜になっても帰ってきませんでした。
つまり、自分は自分によって完全なる監禁を受けることになったのです。
深夜になっても自分は帰ってきませんでした。
長く待たせる事で開き直った自分は苦しまないことは自分がよく知っているはずだし、もう1人の自分を哀れんで少しでも長生きさせようと思わないことも自分がよく知っているため、なぜ自分が帰ってこないか不思議でした。
突然テレビを見ていた自分の方が悲鳴をあげました。
自分も見てみると、完全な自分が交通事故で亡くなったニュースがやっていたのです。
最悪な事態になりました。
自分は自分が殺すから自分のままでいられたのに、自分が他人に殺されては自分はもう自分ではなくなってしまうのです。
つまり、社会的に自分は死んだため自分の持ち物は全て自分の物ではなくなり死んだ自分の物になったのです。
そう、名前までも
結局のブログを書いていたのは名前のないペラペラな人間という事になりました 。